テンプレートとテーマ
テーマとテンプレート
テーマは見た目を切り替えるための機能です。CSS(スタイルシート)で構成されます。あまり推奨はされませんが、JavaScriptを使用することもできます。
テンプレートとは、adiary内部で「HTMLを生成するスケルトン」を切り替える機能です。例えば、スマホ用テンプレート(theme/_sphone/_skel/)では、スマホアクセス時に通常とは異なるヘッダー部を出力しています。
adiaryは「複数のテンプレート」を持つことができ、「それぞれのテンプレート」は複数のテーマを持つことができます。adairyの標準テンプレートは satsuki2 になります。
テンプレートの構成
テンプレートやテーマはtheme/ディレクトリ以下に納められています。
theme/ +_sphone/ +satsuki2/
これらのディレクトリ1つがテンプレートになります。それぞれのディリレクトリ内に、各テンプレート別のテーマが収録されています。
例えば、my-template というテンプレートを作った場合、中身を次のように構成します。
theme/ +my-template/ +_skel/ +orig1/ +orig2/
_skel にはテンプレート本体(.html)を置きます。これは skel/ の中身を上書き(オーバーライド)するものです。
その他のテンプレート内ディレクトリ1つ1つがテーマになります。オリジナルテーマは既存の、もしくはオリジナルのテンプレートを作成し、そのテンプレート内に好きなディレクトリをつくってファイルを置きます。
テーマファイルの構成
テーマファイルはCSSと画像等によって構成されています。例えば、wpテーマの中身を覗いてみましょう。
satsuki2/ -wp/ -wp.css -sphone.css -README.txt
- wp.css
- テーマファイル本体です。CSSファイル名は「ディレクトリ名.css」にします。
- sphone.css
- wp.cssに追加して読み込ませることでスマホ用の表示をさせるためのCSSです。スマホに対応しないときは省略します。
- README.txt
- テーマのマニュアルです。このファイルは必須です。テーマ名やスマホ対応、システム対応、作者、ライセンスなどの情報を含めてください。*1
その他画像ファイルが必要なときは同じディレクトリ内に含めてください。