TeX/数式記法

TeX記法

文中でTeX書式の数式を書くための記法です。これは古い記法なのでMathJaxの使用を推奨しています。

[[tex:f(t) = \displaystyle\int_{-\infty}^{\infty}g(x)(\cos(2\pi xt)+j\sin(2\pi xt))dx ]]

f(t) = \displaystyle\int_{-\infty}^{\infty}g(x)(\cos(2\pi xt)+j\sin(2\pi xt))dx

Google Chart APIを使用しています。イントラネット等で使いたい場合は、mimeTeXの導入してください。

TeX記法の注意

adiaryのタグ表記 [tex:-] 中では { } [ ] が特殊な記号(エスケープ記号および記法タグ記号)とみなされるため、下付文字などを表示したいときに問題が生じます。

TeX記法ではエスケープ用表記[[tex:-]]を使用してください(詳細はこちら)。

(例)
【失敗例】[tex:[x^a x^b] = x^{ab}]
【成功例】[[tex:[x^a x^b] = x^{ab}]]

【失敗例】[x^a x^b] = x^ab

【成功例】[x^a x^b] = x^{ab}

MathJaxの使い方

より本格的な数式をかけるMathJax記法もあります。

mimeTeXのインストール

標準のTeX記法は十分便利なのですが、Google APIを使用しているためインターネットに接続できる必要があります。インターネットにつながらない環境でTeX記法を使用したい場合は、mimeTeXを個別にインストールし、mtex 記法を使用します。

mimeTeXはmimeTeXを公式サイトからダウンロードします。

zipファイルを展開し、adiary.cgi と同じディレクトリに mimetex というディレクトリを作ってそこにファイルを転送します。

adiary/
  - mimetex/
    - README
    - mimetex.c
       :
  - data/
  - adiary.cgi
     :

ソースファイルをサーバに入ってコンパイルします。

$ cd mimetex
$ gcc -O2 -DAA mimetex.c gifsave.c -lm -o ../mimetex.cgi

レンタルサーバでもコンパイル済バイナリを転送すれば利用できますが、説明は割愛します。

使用例

[[mtex:f(t) = \int\,_{-\infty}^{\infty}g(x)(\cos(2\pi xt)+j\sin(2\pi xt))dx ]]

f(t) = \int\,_{-\infty}^{\infty}g(x)(\cos(2\pi xt)+j\sin(2\pi xt))dx

標準のTeX記法を置き換える

「メニュー」→「その他の設定」→「記法タグ」もしくは、info/textparser_site_tags.txt というファイルを作成し、次のように記述してください。

tex = >mtex