ダイジェスト記法
メッセージダイジェスト(MD5/SHA)を計算して出力する記法です。
プログラムを配布したりしない人にはあまり縁がない機能ですが、そういう人にはとても便利な記法だと思います。
使用Perlライブラリ
- Digest::MD5 …… MD5使用時
- Digest::SHA …… SHA使用時
MD5はPerlに標準付属してますが、SHAは付属していません。PurePerl実装の「Digest::SHA::PurePerl」を添付していますが、大きなファイルでは大変遅くなりますので、別途 Digest::SHA をインストールすることを推奨します。
apt-get install libdigest-sha1-perl
※最近のPerl(5.14以降?)ではインストールしなくても付属しているようです。
使用方法
おそらく一番使用するであろうファイルに対するダイジェストの記述方法です。
-[file:::md5_sample.zip:md5_sample.zip] --(md5) [file:md5::md5_sample.zip:md5_sample.zip] --(sha256) [file:sha::md5_sample.zip:md5_sample.zip]
- md5_sample.zip
- (md5) 1a2c9af0ab305122eb50cb5a9cf121cc
- (sha256) b797b995aa68e4ef9a9e403c241bd7315e8564f8424f243ee66d64332203abf4
fileはアルバムから(画像以外の)ファイルを貼り付けたときに自動で挿入されるタグで、2カラム目の拡張子をmd5等に書き換えます。対応しているハッシュは以下になります。
md5, sha1, sha224, sha256, sha384, sha512, sha(sha256と同じ)
ダイジェスト値は記事を保存した時のファイルの状態を記録しています。ファイルを置き換えた場合は、記事を再保存する必要があります。
文字列のダイジェスト
-(md5) [md5:test string] -(sha256) [sha:test string]
- (md5) 6f8db599de986fab7a21625b7916589c
- (sha256) d5579c46dfcc7f18207013e65b44e4cb4e2c2298f4ac457ba8f82743f31e930b