adiaryのアップデート
既に運用中のadiaryがあり、それをアップデートする場合の方法について説明します。
adiaryのアップデート
アップデートを行う前に、必ず現在運用している adiary のバージョンを確認してください。
- 最新版*1adiaryをダウンロードし解凍します。
- 現れたファイルをすべて上書きします。
- リリース情報を確認して、アップデートに必要な処理を行います。(この行の作業を以下「アップデート処理」と書きます)*2
各リリース情報にはアップデートのアナウンスがされているので、必要なアップデート処理を行ってください。
ファイル上書き時にファイルを破損するミスがよくあります。ご注意ください。
アップデート処理の詳細
バージョンが進みすぎてて「アップデート処理」がよくわからないという場合は、次の方法を実行してください。
- 「管理」→「システム管理」→「管理者メニュー」を開きます。
- 画面を下にスクロールさせ、バージョンアップ前のadiaryのVersionが該当するもののうち一番下を探します。
- 移行処理を(上で該当した中で)下から1つずつ順に行います(同時にクリックしてはいけません)。
- 一番上にある付加情報の再構築を行います。
- 必要に応じて日記帳の再構築(各日記帳ID)にて行います。
数が少ないならばすべての記事をエクスポートして、インポートし直す方が手早く済みます。このとき、data/ 以下、public/ 以下を消去しなければ、画像や日記帳の設定を引き継げます。
例 Ver1.21→Ver1.40 のアップデート処理
Ver1.40のリリース情報を見て今運用している adiary が Ver1.21 で、あれば、「Version1.21~1.22からの乗り換え処理」を先に行い、続いて「Version1.30β以降(1.29以降)からの乗り換え処理」を行います。
運用データベースを切り替える場合
- すべての日記帳で、すべての記事をエクスポートします。
- adiary.conf.cgi を開きデータベースの設定を書き換えます。
- 元々あった日記帳をすべて作成し、記事をインポートします。
日記帳の設定、ユーザー情報(ID/PASS)が引き継げます。
文字コードを切り替える場合
- すべての日記帳で、すべての記事をエクスポートします。
- data/db/, public/css/, public/design/ 以下のファイルをすべて削除します(すべてのファイル文字コードを変換してもokです。この場合設定を引き継げます。)。
- 変更したい文字コードの adiary を上書きインストールします。
- 元々あった日記帳をすべて作成し、記事をインポートします。
日記帳の設定などは引き継げません。ユーザー情報(ID/PASS)も引き継げません。